Backyard Ultra Last SAMURAI Standing北海道初開催
会場は北海道札幌市北東部に位置するモエレ沼公園。
世界的な彫刻家イサム・ノグチが手がけた公園であり、公園全体が彫刻作品。なかでも札幌市東区最高峰のモエレ山(標高62.4m)は札幌市東区のランドマーク。そんな自然や芸術を望みながらモエレ沼と雁来新川沿いを走るフルフラットの周回コースとなっている。
大会開催時の平均気温は、最高気温8℃、最低気温1℃、場合によっては降雪もありえます。
バックヤードを走り続けるためにも防寒対策をしっかりとして望んでください。
Backyard Ultraとは
アメリカ・テネシー州のギャリー(通称:ラザラス・レイク)によって発明されました。
参加者は1時間ごとに6706メートルのコースを走り、1時間以内にループを走り切ることが出来なければ失格とし、最後の一人が残るまで続けるというシンプルなルール。
2011年に第一回大会が開催され、そのときの記録が18時間(129.6km)。
2019年を機に小規模かつ簡易的に開催できることからアメリカ以外の国々でも盛り上がりを見せる。
2020年はコロナの影響でアメリカの本戦(Big’s Backyard Ultra)に出走予定だった海外選手がアメリカへの入国が厳しくなり、オンラインシステムを使って26カ国を交えた世界大会が開催された。
現在の世界記録がイギリスのジョン・ストッカーによるもので、81時間(542.7km)なので3日間と9時間走り続けたことになる。(現在:2021年9月12日)
Backyard Ultraの盛り上がりも止まることを知らず、50ヶ国以上で187のバックヤードウルトラが存在する。
これからも更に盛り上がりを見せていくだろう。
Backyard Ultraのルール
- 6706メートルのコースを1時間以内に走ります。
- 次の1時間までの残り時間が休憩時間です。
- 各ループは厳密に1時間毎にスタートします。
- スタートする3分、2分、1分前にホイッスル音でスタート警告をします。
- 全ての出走者は定められたスタートエリアからスタートの合図と同時にスタートしなければいけません。
- これを最後の1人が残るまで継続します。
- 最後にコースを1時間以内に走り切ったものが勝者となります。
- ループ中にサポートを受けることは出来ません。
- 選手はループを終えて、次のスタートまでの間はサポートクルーによるサポートを受けることが可能です。
Backyard Ultra Last SAMURAI Standingについて
ラザラス・レイクから日本でも開催してみないか?の一言から始まる。
ルールは全てBackyard Ultraに則って開催され、2020年に第一回大会と第二回大会が高尾で開催される。
今後の計画としては、日本全国47都道府県で同日同時刻開催することを目指し、2021年からは東京、群馬、福島、京都、島根で開催される予定。
各県の優勝者はサテライト大会(日本代表選手として)へ招待され、そこで優勝したものがアメリカの世界大会「Big’s Backyard Ultra」へのゴールデンチケットを手にすることができる。